尿漏れ治療って、恥ずかしそうで、大変そうなのですが・・
尿もれの代表的な対策・治療を紹介しておきます。
基本原則として、治療は遅くなればなるほど症状悪化が伴い症状緩和が遅れるので、急いで対策するのが吉です。
治療方法も、勿論原因や症状で異なります。
例えば咳をした時に尿がもれるなら軽症なので、薬を毎日飲むだけで大分改善できます。
この場合使用する薬は膀胱の収縮を抑える抗コリン薬や尿道のしまりを改善するβ受容体刺激薬などです。
前立腺肥大症がある人は症状悪化の危険があるので、抗コリン薬は使用できません。また、薬には副作用があるので、服用を始めてから体に異変を感じる場合は担当医に相談してください。
薬物療法で治療が難しい場合は、手術・電気療法の登場です。
手術も
① 膣壁を吊り上げるバーチ法
② 膀胱頸部を吊り上げるステイミー法
③ テープで尿道を支えるTVT手術やTOT手術
など色々あります。どれを行うのかは医師と相談して決めることになるので、その時にメリット・デメリットを必ず確認しましょう。
とは言え、そういった手術等は専門医院で受診してから話なので、まず最初に取り組む事から紹介します。
骨盤底筋体操
膣と肛門の筋肉を引き締める運動で、骨盤底筋が鍛えられ、尿漏れが改善する可能性が高いです。
簡単な方法
膣と肛門を10秒程度引き締め→緩め→10秒リラックス
これを10回ワンセットとします。
このセットを5セット程度(合計50回程度 膣と肛門を引き締め、緩めです。)
簡単ですが、2カ月程度毎日行うと効果を実感できます。
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