夜間頻尿は誰でも可能性が高い?
人間誰しも年を取りますが、その為にやっかいな問題を抱えてしまうケースがあります。その代表選手に夜間頻尿があります。
夜間頻尿は、睡眠中に尿意を感じて、トイレに行く事です。
一般的に睡眠中は昼間と比べ排尿回数が減るものです。尿の特徴としても昼間と夜間とでは尿の濃さも違います。夜の尿の方が濃いのが普通です。
しかし、ホルモンバランスの崩れ、ホルモンの働きの悪化、具体的には心臓や腎臓の働きの低下により夜間の尿が多くなると夜間頻尿となります。
また、そういった機能的な面と異なり、寝る前に水分を取り過ぎると、体内に水分が増えて体が余計な水分を排出しようとするので、夜間頻尿になります。
夜間頻尿は、前立腺肥大とかのイメージから男性の病気という印象が強いですが、女性も多いです。
男性の場合は、前立腺肥大症になる確率が増えます。
確率は、55歳で25%、75歳で50%が前立腺肥大症です。この前立腺肥大症が原因で膀胱の機能が衰え、夜間頻尿になるケースが多いのは周知の通りです。
50歳を過ぎた男性は、皆夜間頻尿の可能性が高いと言っても言い過ぎではないでしょう。
女性の場合、
1. 更年期による閉経からホルモンバランスが崩れ膀胱が敏感になったりします。
2. 加齢により尿道や膣の周りの括約筋などがある骨盤底筋群が緩んで、夜間頻尿になったりします。
根本的に女性は男性より尿道が短いので(尿道は尿に蓋をする栓の役割も担っている)、男性より女性の方が失禁しやすいのも頻尿の原因の一つです。
歳を取れば誰でも夜間頻尿になる確率が高くなるので対策、対応は人事ではなく考えておくのが良いですね。
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