群発頭痛というやっかいな頭痛を知ってしまった
頭痛と一言で言ってもその種類や程度は様々ですね。今回は群発頭痛をピックアップしてみます。
群発頭痛は基本男性の頭痛です。
痛み方としては目の奥の痛みと言いますか、抉られるような痛みと表現される事も多いですね。
この頭痛はアルコールがトリガーになると言われ、飲酒後1時間程度経過して発作が始まるというケースが多いです。
治療の基本は薬物か酸素吸入。
酸素吸入が効果が高い治療方法でしょう。
医療用のフェイスマスクを経由して15分程度の治療で、頭部の動脈が収縮することにより痛みが和らぎます。酸素吸入で頭痛が和らぐなら群発頭痛であると確定診断に使われますね。
同じような利用法として酸素スプレーがありますが、コチラはあまり効果はないようです。ちなみに酸素ボンベをレンタルすると、保険外診療なので結構な費用となります。
経済的に余裕がないという事情がある場合、薬物治療が第一候補となります。
薬物治療は、トリプタン系薬剤で血管収縮作用のある薬が使われます。薬物治療では、頭痛が起こってから薬を飲んでも効果が低くなる傾向があります。
この群発頭痛は発生する時間が、おおよそ毎日決まって起こるので、頭痛発生時間の1時間前に服用すると効果的です。他には頭痛時にはスマトリプタンという注射薬が効くらしい。スマトリプタンの点鼻薬を処方してもらい、日頃から持ち歩くという人もいます。
何にしろかなりの痛みで大変なので、この群発頭痛と診断されたら頻発時期はお酒は避けるのが大事です。
誘発要因と言われるタバコも控えるしかありません。後血管の拡張に注意する意味で登山や飛行機、ジェットコースターも当然避けましょう。頭痛時期をすぎれば元通り楽しめますから。。
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