頭痛と吐き気が同時に襲ってきたら

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頭痛で悩まされている人はたくさんいらっしゃると思います。

日常生活に支障をきたす頭痛(外傷以外の原因で頭部に痛みを感じる症状をいいます)は、その場はなんとかなっても必ず後の仕事や家事に影響が出てしまいます。

頭痛に慣れているから、市販薬で対応できているからといった自己判断は止めましょう。また以前に一度見てもらって何もなかったから・・・
というのも微妙です、受信後半年たっても改善しないなら再度別の病院で見てもらいましょう。また問題なくても精神的に安心しますからね。。。

 

頭痛と吐き気が同時に起こるということは、偏頭痛(一般的には、頭の片側だけが痛む、脈打つように痛むというのが特徴です)の可能性が高い場合にはいっていいでしょう。頭痛(今までに感じたことのないような痛みであるのなら、病院で精密検査を受けた方がいいでしょう)と吐き気が同時に襲ってきた場合、みなさんはどういった感じで対処されているのでしょうか?

今までに感じたことのないような痛みの頭痛であるのなら、病院で精密検査を受けた方がいいでしょうし、これを抑えるためには、やっぱり鎮痛剤を服用した方がいいでしょうが、あまりにも吐き気が激しいと薬を飲んでも嘔吐してしまったりすると言ったこともあります。

ひたすら寝て、なんとか痛みと吐き気を最小限に抑えるというのも有効な手段の一つです。でも、仕事をしていたら、毎回そういう訳にはいきません。ここが辛い処ですが、こういった痛みと吐き気が同時に起こったならその場はとりあえず寝て、回復後すぐに頭痛外来で診察を受ける事を必須としてください。

偏頭痛の原因が精神的or肉体的かというのは、自分の思い込みでは正解を導き出せません。やはり診断が大事ですよ。

勿論再発予防や治療といった更なる対応は必須ですが、後に憂いを残さない為には大事な取り組みです。痛みと吐き気が起こっているだけなら、まだいいんです。頭痛=脳腫瘍や脳出血といった重い病気の可能性がある以上、放置は厳禁と心得ましょう。

偏頭痛は、起こる前に必ず前兆があるものです。前兆としては、目の焦点が合わなくなり、チカチカし始めたりします。こういう前兆が出てきたら、痛み出す前に鎮痛剤(イブプロフェンやジクロフェナク、ロキソプロフェンなどがよく使われます)を服用したり、こめかみ部分を冷やしたりと早めの対処をとってください。