子宮筋腫と聞くと怖いイメージがありますが
子宮筋腫という言葉を女性なら聞いたことあると思います。
30歳以上の女性に増えると言われていて、言葉通り子宮の筋肉に腫瘍ができるのが子宮筋腫です。
腫瘍というと怖いイメージもありますが、良性腫瘍です。腫瘍ですが良性ですから、放置していても初期の間なら特に問題が生じる事はありませんよ。
自覚症状はあまりないという方が多く、検査とかで分かる事が多いです。
健康診断や妊娠時の定期健診とかですね。
良性なので心配いらない、と言っても徐々に大きくなりますし、症状が出る事もあります。
症状の代表例としては
① 月経での出血量が増える
② 月経痛が起きる
③ 内臓が圧迫され、腹部の張りを感る
④ 生理に血の塊が・・・
といった感じです。普通の生理に少し重い感じがしますね。
稀に性交痛を感じたり、腰痛や頻尿になったり、不妊症状があらわれます。これ等はちと苦しいです。
脅かすようですが、深刻と思うのが月経過多になった場合ですね。
① 出血量が増える事で貧血
② 心臓に大きな負担が掛かる
という症状に発展行う場合も可能性としてはあります。
子宮筋腫は発見されても、成長が見えず、深刻な症状がなければ、経過観察のケースが多い病気です。
特に妊娠中は治療は出来ませんので、妊娠予定があるなら治療をするほうが良いでしょう。
妊娠予定がなければ、閉経の時に子宮筋腫は縮小するのが普通です。
一応子宮筋腫があっても妊娠に問題はありませんが、症状が重い方は妊娠し難かったり、流産しやすくなる可能性がありますのでご留意下さい。
ちなみによく間違われますが、子宮筋腫と子宮肉腫は別です。肉腫はイワユルがんなので、一大事です。子宮肉腫と子宮筋腫は似ているケースが多いので、病理検査かMRIで診断してもらうのがベターでしょうね。
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